「日本はまだ独島に野心…私たちが『独島教育オリンピック』開いた理由」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.18 09:55
6日慶尚北道安東市(キョンサンブクド・アンドンシ)の豊川(プンチョン)小学校。小さな太極旗を手に持った子どもが運動場を走っていた。他の児童と教師まで全員が運動場で私と彼の姿を見守った。子どもが100メートルを完走し、両手に太極旗を持った教師がその気勢を受け継いで走り始めた。
学校構成員が厳しい暑さの中でもリレーに出たのは、独島(ドクト、日本名・韓国)が大韓民国領土であることを知らせるためだった。慶尚北道蔚珍郡(ウルチングン)から鬱陵郡(ウルルングン)の独島まで、直線距離で216.8キロメートルに達する距離を2168人が100メートルずつ走る「非対面独島リレーマラソン」だ。慶尚北道内の小中高校の児童・生徒らと教職員が独島が韓国の領土であることを知らせるプラカードや鉢巻き、太極旗などとともに走った後、証拠写真を残す方式で進めている。
非対面独島リレーマラソンは慶尚北道教育庁が主管している「独島教育オリンピック」の一種目だ。マラソンだけでなく「独島愛クイズ大会」「独島愛音楽会」「独島守護決議大会」などの多様な行事が進行している。独島教育オリンピックは韓国戦争(朝鮮戦争)71周年だった先月25日から始なり、東京五輪開幕前日の今月22日まで行われる。