住居費の高騰で「今年10万人が脱ソウル」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.09 16:01
上昇する住宅価格・家賃のためソウル住民の「脱出」が増えている。「脱ソウル」行列が首都圏に流入し、京畿道(キョンギド)と仁川(インチョン)の住居費が上がっている。
統計庁によると、今年1-5月にソウルを離れた人口(転出者)は転入人口より4万4118人多かった。月平均の人口純流出は8823人。この傾向が続けば年間の純流出は約10万人となる。ソウルの人口純流出は2019年の4万9588人から昨年は6万4850人に増えた。今年に入って増加幅はさらに拡大している。ソウル江南(カンナム)だけでなく中低価格マンションが多い江北(カンブク)地域でも住居費が大きく上がり、負担を感じた住民が京畿道や仁川地域に押し出されているためと分析される。