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「ワクチン突破するデルタ株」への警告大きくなるが…韓国は7月から「野外ノーマスク」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.28 08:16
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新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンを2回すべて打ってもマスクをしなければならないという指針と警告が徐々に主流を占めるようになってきている。世界的にデルタ(インド発)変異株ウイルスが猛烈な勢いで拡大し、ワクチン接種を完了した後もデルタ株に感染した事例が発見されている。

ワクチン2次接種率が約60%に達するイスラエルは室内マスク着用義務指針を再び発令した。解除から11日後の電撃復活だ。世界保健機関(WHO)は2回目のワクチン接種を完了してもマスクをするよう勧告し、ドイツ保健当局も「ワクチン接種後もマスクをせざるを得ない」と呼びかけた。

 
ほんの少し前まで、ワクチン接種率が高い場合、「マスク解放」に対する期待が出ていたが、デルタ株拡大の余波で雰囲気が変わっている。

韓国防疫当局は、来月からワクチン接種者は室外でマスクをしなくてもよいとした。だが、世界が防疫の手綱を再び引き締めようとしている状況で、時期尚早ではないかという指摘もある。

25日(現地時間)、イスラエルのショッピングモールや地下鉄などで人々が再びマスクをし始めた。イスラエル保健省はこの日正午からすべての室内空間でマスクの着用を義務化した。室外でも多くの人が集まる行事ではマスクを使うように勧告した。病院と療養施設で働いているか、ここを訪問する人は室外でもマスクの着用を義務化した。

イスラエルは迅速なワクチン接種の効果で感染者が一桁数まで落ちると、今月15日に室内マスク義務化を解除した。だが、デルタ株が襲い、防疫が非常事態に陥った。一日感染者が100人以上に増加したと思ったら、24日には200人を超えた。

デルタ株感染比率は急速に増加している。25日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、イスラエル保健当局は予備調査の結果で新規感染者の90%がデルタ株に感染している可能性があるとみている。

特にデルタ株に感染した成人の約半分がファイザーワクチンを2回打っても陽性判定を受けたとWSJは伝えた。ワクチン接種を完了した後もデルタ株に感染したということだ。

イスラエルの新型コロナワクチン対策専門家のパリコ氏は「ファイザーワクチンは非常に効果的だが、効果が100%ではないため予想された結果」と話した。その一方で「デルタ株の登場で新型コロナのウイルスの伝播様相が変わった」と懸念した。

WHOはデルタ株の高い伝染力を警告し、ワクチン接種後もマスクをするよう警告した。CNBCによると、シマオ事務局長補はこの日開かれた定例記者会見で「ワクチンを2回接種下からと言ってそれで安全だと考えてはいけない。引き続き自分の身は自分で守らなければならない」と話した。

シマオ氏は「ワクチンだけでは地域社会への伝播を防ぐことはできない」としながら「持続的にマスクを着用して、換気が良くできた空間でなければならず、距離確保を守らなければならない」とした。これはワクチン接種率が高い一部の国家でマスク着用義務解除など防疫指針を緩和する現象に対する警告だとみられる。これに先立ち、WHOはデルタ株が世界的な支配種になると予想し、現在デルタ株は世界90余国に拡大した状況だ。デルタ株から一段階さらに進化したデルタ・プラス株まで登場して10余カ国に広まった。

2次接種率が35%に達するドイツでも「接種後のマスク」を呼びかける声が出ている。ドイツの疾病管理を担当するロベルト・コッホ研究所(RKI)のロタール・ヴィーラー(Lothar Wieler)所長は「デルタ株が支配種になるのは時間の問題だ。ワクチン接種を終えることが重要だ」と話した。その一方で「ワクチンの接種だけでは秋の急激な拡大を予防できない」としながら「マスク着用と距離確保を継続するべきで、早期に防疫規制を緩和してはいけない」と強調した。

韓国防疫当局は翌月からワクチン接種者を対象とした「野外ノーマスク」を予定通りに推進するという立場だ。中央防疫対策本部によると、今まで国内で確認されたデルタ株は190件となっている。防疫当局はデルタ株の流入が初期段階であるだけに、状況を見守って対応すると明らかにした。だが、専門家は「室外ノーマスク」もあまりにも早いと懸念する。高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科の金宇柱(キム・ウジュ)教授は「ワクチン接種を完了した後もマスクを必ず着用しなければならない」と呼びかけながら「変異株が拡散中で、突破感染事例が発生する状況でマスク着用指針緩和は慎重に考えなければならない」と話した。

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    2021.06.28 08:16
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    4月30日(現地時間)、イスラエル・エルサレムのオールドシティで韓国観光客がガイドの説明を聞いている。全員マスクを取って、のびのびとしている様子が見て取れる。イム・ヒョンドン記者
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