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洛東江→北朝鮮→独島…捨てられたペットボトル、衝撃「1000キロ旅程」=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.22 10:46
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先月28日、慶尚南道巨済市(コジェシ)の興南(フンナム)海水浴場。浜砂の上で白い微粒子が反射している。よく見ると細かくなった発泡スチロールだった。砂を取ってふるいに掛けてみると、さまざまなプラスチックの欠片が残る。

海岸沿いを歩いてごみを集めた。ペットボトル、マスク、ウェットティッシュ、使い捨て容器などほとんどが日常生活で使用して捨てられたプラスチックだった。網や釣り糸など捨てられた漁具も多かった。

 
この多くのプラスチックはどこから流れてきたのだろうか。ユン・ホンジュ釜慶大空間情報システム工学教授は「巨済島東側の興南海水浴場は南海岸の代表的な『プラスチックホットスポット』の一つ」とし「洛東江(ナクトンガン)から流れてきた各種プラスチックが海流に乗って流入するだけでなく、廃棄された漁具など海洋ごみも多くみられる」と説明した。

◆プラスチックごみの経路を追跡してみると…

3面が海の韓半島(朝鮮半島)が毎年急増するプラスチックごみの「ホットスポット」になっている。陸地で捨てられたプラスチックが川を経て海を漂流し、海辺に戻ってくる。漢江(ハンガン)で捨てられたごみは西海(ソヘ、黄海)に、洛東江(ナクトンガン)のごみは南海に流入する。中国や北朝鮮など周辺国で捨てられたプラスチックごみも流されてくる。

中央日報の年中企画「プラスチックアース」取材チームは、川から海に流入したプラスチックの経路を追跡するため、尹教授と共に1日、洛東江の河口付近の釜山沖で衛星利用測位システム(GPS)追跡装置を付けたプラスチック浮漂(ブイ)を浮かべた。ユン教授は15年前からプラスチックごみの移動経路を追跡してきた。

海流に流されて西側に移動するプラスチックは北に方向を変えると巨加大橋を過ぎて4日に加徳島(カドクド)海岸に到着した。取材チームが訪れた加徳島の海岸では、どこからか流れてきた各種プラスチックが積もっていた。

別の浮漂は釜山(プサン)沖を漂い、海流に流されて東に移動した。東海岸に沿って北上したプラスチックは半月後、北朝鮮に到達した。北朝鮮沖を時計方向に回った浮漂は南下し、21日現在、独島(ドクト、日本名・竹島)沖(移動距離約1000キロ)に浮かんでいる。

洛東江で捨てたプラスチックが北朝鮮に行って戻ってきたのだ。ユン教授は「雨が多い梅雨には陸上のプラスチックごみが洛東江に入って河口を通過し、済州(チェジュ)や東海(トンヘ、日本名・日本海)に浮遊する」とし「一部は海流に沿って太平洋ゴミベルト(GPGP、Great Pacific Garbage Patch)まで行く」と話した。

韓国国内だけで毎年20万トン(15トンダンプトラック1万3000台分)のプラスチックごみが陸地から川を経て海に流入すると推定されるが、このうち海洋水産部と地方自治体が回収できるのは一部にすぎない。結局、残りのプラスチックごみは海を漂って海岸に着いたり、遠海に流される。

◆地球を占領したプラスチック…59%はどこかに捨てられる

問題はプラスチックの使用量が急増し、陸地から海に流入するプラスチックごみもそれだけ増えている点だ。2017年に発表されたローランド・ゲイヤーUSサンタバーバラ大教授チームの論文によると、プラスチックの大量生産が始まった1950年、世界のプラスチック生産量は200万トンにすぎなかった。

しかし便利さと耐久性からプラスチックの生産量は爆発的に増え、2015年までの65年間に計83億トンが生産された。このうち今まで使用されている25億トン、リサイクルされた1億トンを除いて、生産量の半分を超える49億トンのプラスチックがごみとなり、どこかに捨てられてる。

洛東江→北朝鮮→独島…捨てられたペットボトル、衝撃「1000キロ旅程」=韓国(2)

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    2021.06.22 10:46
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    記者が巨済島(コジェド)の海辺のプラスチックごみを見せている。 ワン・ジュンヨルPD
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