【コラム】ソウル~ニューヨーク間の飛行時間30分…ロケット旅客機時代は来るか(1)
移動に対する人類の欲求が特異点に向かって突き進んでいる。遠からずソウル~ニューヨーク間の距離をたった30分で移動することができるロケット旅客機が登場する見通しだ。大陸間弾道ミサイル(ICBM)前部に核爆弾の代わりに乗客用客室を作って人々を運ぶという構想と違わない。
FOXビジネス・CNETなど米国メディアは先月13日、宇宙企業「スペースX」が米連邦通信委員会(FCC)に火星探査用宇宙船スターシップを利用したテキサス~ハワイ間の軌道飛行計画を提出したと報じた。スペースXによると、スターシップの初めての軌道飛行はテキサスのボカチカ発射場から出発してハワイ諸島最北端カウアイ島北西側海岸に約100キロメートル離れた海へ着水する形で行われる。スターシップ軌道飛行の予想最大高度は115キロメートル。スペースXは当局に提出した文書で軌道飛行時期については言及していない。だが、スペースXのグウィン・ショットウェル社長は早ければ今年末、遅くとも来年3月までには軌道飛行を行うという構想を明らかにしたことがある。