起亜「計器盤協力会社と提携して不良率20%低下」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.26 14:49
#慶尚南道昌原(チャンウォン)で(株)セヨンテクノロジーを経営するパク・ヨンスク代表は、手作業で行われるプリント回路板(PCB)コーティング工程のため頭を悩ませていた。部品の腐食を防止するために欠かせない作業だが、この過程で不良品が発生し、作業場が汚染するという問題があったからだ。パク代表の悩みは昨年、大中小生型スマート構築支援事業に参加したことで解決した。LGエレクトロニクスの支援でPCBコーティング工程を自動化した結果、不良率は0%台に落ち、在庫費用を30%以上削減することができた。
#釜山(プサン)で計器盤など自動車の電気装置を製造するハンギル電子は、製品を用途・モデル別に分類して出庫するのに多くの時間を費やしていた。2019年に起亜の支援を受けて資材管理システム最適化作業を進めたハンギル電子は、それ以降、製品の生産性を大きく向上させることができた。資材入出庫の工程で発生するミスが減ると、不良率は21%減少し、設備稼働率は20.8%高まった。同社のク・ボンス代表は「コスト削減効果と同時に職員の品質管理能力も大きく向上した」と満足感を表した。