現代自動車、一部モデルの生産中断に労組の反発まで重なる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.18 16:47
1-3月期にサプライズ業績を記録して高速疾走した現代(ヒョンデ)自動車に、5月に入り赤信号が灯った。車載用半導体の供給問題で工場稼動が相次いで中断し、最近では大規模な米国への投資に労組が反発している。
◇アバンテやベニューの生産ラインも稼動中断
現代自動車は18日と20日に「アバンテ」と「ベニュー」を生産する蔚山(ウルサン)第3工場の稼動を中断する。エアバッグコントロール関連の半導体が不足しているためだ。現代自動車は「ツーソン」と水素電気自動車「ネクソ」を生産する蔚山第5工場の2ラインを17日に続き18日もストップした。先月には半導体需給難から「グレンジャー」「ソナタ」「コナ」などの生産に支障が出た。現代自動車は、蔚山第5工場は20日から、第3工場は21日から再稼働する計画だ。