中国ワクチンの背信…接種率60%超でも感染者急増の国も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.12 09:38
インド洋の島国セーシェル共和国は速い新型コロナワクチン接種ペースで注目された。人口が10万人にもならないうえ、中国シノファームが開発したワクチンが寄付され、接種が速いペースで進んだ。3月初めには接種率が60%を超えた。当時、ラムカラワン大統領は「3月中旬に集団免疫を達成する」と発表し、25日から観光を全面的に再開した。
ところがセーシェルで新規感染者数が大幅に増えていると、ブルームバーグやウォールストリートジャーナル(WSJ)が10日報じた。WSJはこの日、セーシェルの一日の感染者数が300人以上に増え、治療施設の収容水準を超過し、再封鎖の危機に直面していると伝えた。