地球を緊張させる中国の「宇宙ごみ」…今後も発生か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.08 12:59
早ければ今日(8日)、中国が打ち上げたロケットの残骸物が地球に落下する。長さ30メートル、重さ21トンにのぼり、落下場所によっては莫大な人命・財産被害が発生する恐れもあるため、世界が緊張している。
世界に恐怖にもたらしているこの巨大な「宇宙ごみ」は、中国の宇宙ステーション建設計画によるものだ。中国は2018年、宇宙に人が常駐する有人宇宙ステーション(天宮3号)を構築すると発表した。中国の大型ロケット「長征5号B」が宇宙に送った天和は、中国が推進する宇宙ステーションの核心プラットホーム。全長16.6メートル、直径4.2メートルの天和は軌道を維持するための推進力を提供し、宇宙飛行士の宇宙生活を支援する居住空間を備えている。天和は大気圏外300キロ以上の高度で、時速2万7600キロの速度で地球の周囲を90分ごとに回転している。