韓国、現政権発足後に海外移民が2倍に急増…米国など先進国中心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.25 13:08
文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後に海外移民が急増したことがわかった。野党「国民の力」の李周桓(イ・ジュファン)議員が23日に外交部から開示を受けた「海外移住申告者現況」によると、文在寅政権発足後の2017年6月から2020年12月までに2510人が海外移住のために出国したと集計された。朴槿恵(パク・クネ)政権時代である2013~16年の海外移住者が1267人だったのに比べ98.1%増加した数値だ。集計期間は現政権が6カ月短いが海外移住申告者数はほぼ2倍に増えた。
韓国からの移住が増加した国はほとんどが先進国だった。米国は992人から1680人に69.4%、カナダは71人から260人に266%増えた。このほか日本が490%、フランスが475%。オーストラリアが90%など、増加率が高かった。中国への移民は12人から16人に増えたがいずれも国際結婚を通じた移住だった。