韓米ワクチン協力の質問に、米国「隣接国・クアッドとは議論中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.23 09:31
新型コロナワクチン確保のための韓米間の「ワクチンスワップ」協議に関連し、米国政府が自国民のワクチン接種が優先だという立場を明らかにした。また米国はカナダやメキシコなどの隣接国、クアッド(日米豪印)とはワクチン協力を議論してきたと明らかにした。韓国政府が推進中の韓米「ワクチンスワップ」が米国の優先順位から外れて実現しないのではという懸念が強まっている。
バイデン大統領は21日(現地時間)、ホワイトハウスで(米国で使用して残る)ワクチンの海外共有に関する質問を受けると、「我々が使わないワクチンをどうするか調べている」とし「現在のところ他国に送ってもかまわないと確信できるほど(ワクチンは)十分でないが、今後そのようにできると期待する」と明らかにした。
バイデン大統領はその間、米国人の接種が優先されるべきであり、残るほどになれば共有を考えることが可能だという原則的な立場を再確認したのだ。