米中武力対決…米空母ルーズベルトの圧迫に中国は空母遼寧を稼動(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.12 11:25
中国も退かなかった。すでに米空母の出撃を予想したように空母「遼寧」の戦団を東シナ海に送り込んだ。日本の防衛省統合幕僚幹部は3日午前8時、長崎県男女群島南西側470キロメートル海域で中国の空母戦団を発見したと明らかにした。遼寧をはじめ駆逐艦「南昌」、護衛艦「黄岡」、補給艦「呼倫湖」など6隻の戦艦船団だった。これらは第一列島線内の宮古海峡を通過し台湾海域北側に入ってきた。クアッド演習を行っている米国と日本に対する同時警告だった。
空母戦団に含まれた南昌は中国最大規模の誘導弾駆逐艦だ。昨年1月に就役した1万2000トン級南昌は最新対空・対艦ミサイルと電子戦システムを備えた核心戦力に挙げられる。国営環球時報は「空母戦団に乗組員が全員搭乗して出動したのは初めて」としながら実戦態勢に備えていることを強調した。