ニューヨーク・タイムズも注目、4月1日に開幕控えた光州ビエンナーレ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.31 15:35
第13回光州(クァンジュ)ビエンナーレが4月1日に開幕する。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染拡大により2度も延期されたが、ついに開幕を目前にしている。光州ビエンナーレは本来、昨年9月に開幕する予定だったが、ことし2月26日に開幕を延期し、新型コロナの感染拡大が収まらずに更に延期された。イベント期間は当初の73日から39日に縮小した。「上昇する心、迎える魂(Minds Rising、Spirits Tuning)」をテーマに開催される今回のビエンナーレは、40カ国以上の作家69(人/チーム)が450点余りの作品を披露する。
開幕に先立ち、今回のビエンナーレの共同芸術監督デフネ・アヤス(Defne Ayas)氏(45)とナターシャ・ジンワラ(Natasha Ginwala)氏(36)は、2月中光州に滞在し、設置作業を指揮して行った。トルコ出身のアヤス氏はロシア・V-A-C財団のキュレーターで、インド出身のジンワラ氏はドイツ・ベルリンのグロピウス・バウのキュレーターだ。2人は共に決めた「上昇する心、迎える魂」というテーマは、西洋社会と近代を支えてきた合理性と理性中心から逸脱し、非西洋世界の文化を芸術的に探求するという意味と人類の歴史で注目されることができなかった多様な存在を示し、覚醒させるという意味が込められている。