露外相、北核実験・韓米演習の「双中断」を要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.26 09:21
鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官とセルゲイ・ラブロフ露外相は25日、韓露外相会談を行って韓半島(朝鮮半島)の非核化で意見を一致した。ただし、鄭長官は南北関係改善と韓半島の平和プロセスを通した北朝鮮の非核化を強調したが、ラブロフ外相は北朝鮮の核・ミサイル試験と韓米軍事演習を同時に中断する「双中断」の要求を再び持ち出した。北朝鮮の非核化の前提条件と方法論で立場の隔たりがあらわれた。ロシアの外相が韓国を訪れたのは2013年11月ウラジミール・プーチン大統領の遂行のために訪韓してから8年ぶりだ。
鄭長官はこの日、会談直後のメディア発表で「韓半島の非核化」に言及して南北関係の増進と韓半島の平和プロセス再稼働の必要性を強調した。また「北朝鮮側が2018年9月南北首脳間合意した通り、韓半島を核兵器と核威嚇のない平和根拠地を作るためのわれわれの努力に引き続き参加してほしいと呼びかけた」とした。反面、ラブロフ外相は「北東アジア地域の平和と安全」という表現で北朝鮮の非核化の必要性を迂回的に言及した後、「関連国が軍備競争とすべての種類の軍事活動の活性化をあきらめなければならない」と話した。