韓経:実体経済の回復遅いが上昇する物価…韓国、スタグフレーション直面するか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.23 11:01
韓国と米国の期待インフレ率(今後の消費者物価上昇率見通し)が上昇している。だが景気回復速度は遅く、今年韓国経済が正常軌道に復帰するのは難しいだろうという見通しが支配的だ。これにより景気低迷の中で物価急騰を示すスタグフレーションの懸念が大きくなっている。
韓国銀行が22日に明らかにしたところによると、韓国の2月の期待インフレ率は前月より0.2ポイント上がった2%を記録した。今後1年間に消費者物価上昇率が2%を記録すると予想されるという意味だ。新型コロナウイルス流行前の2019年8月の2%以降で最も高かった。米国の期待インフレ率(BEI)も19日に2.31%を記録し2014年1月9日の2.31%に並んだ。