地球の終末のようにモンゴル襲う砂嵐、24時間後に韓国に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.18 08:11
遠くから徐々に近づく巨大な砂嵐。空を覆った砂埃は静かな街の建物を次々とのみ込んでいく。砂嵐が近づにつれて視界が薄れ、そして真っ暗になる。14日にモンゴル中南部ウブルハンガイ県(Uvurkhangai)で撮影された映像には、砂嵐の威力がそのまま表れている。砂嵐で街全体が暗黒になった場面は、あたかも映画『インターステラー』に出てくる地球の終末を連想させた。
モンゴル気象庁によると、13-15日にモンゴルの乾燥した砂漠地帯で最高風速40メートルの黄砂(砂嵐)が発生した。砂嵐の襲撃でモンゴル草原地域はまさに「焦土化」した。環境団体グリーンアジアモンゴル支部が公開した写真を見ると、遊牧民の移動式住居ゲルが崩れ、ヤギなど家畜が大量死した。砂嵐の威力で電柱も倒れるほどだ。