現代車、アイオニック5組立ラインの生産人員12%削減へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.11 07:52
現代車の労使が10日、3月末から蔚山(ウルサン)第1工場で量産する電気自動車「アイオニック5」の生産人員数(マンアワー=Man Hour)に合意した。しかし内燃機関の車に比べて多くの人員が必要でない電気自動車の生産に従来の人員をほぼそのまま配置することにし、生産性の問題が発生するという指摘が出ている。
現代車の労使は蔚山第1工場第2ラインの勤労者800人のうち約100人を組立ラインでなく別にところに配置することで合意した。現代車関係者は「今回の合意は従来のアイオニック5組立ラインが対象」とし「(電気自動車への転換による)エンジン・変速機工場の人員削減は労働組合と協議中」と伝えた。しかし電気自動車の工程を考慮すると、事実上、従来の人員をそのまま維持するのと変わらないという分析が出ている。さらに現代車の労使は今回、蔚山第1工場の時間あたりの生産量(UPH=Unit Per Hour)も3%引き下げた。