特殊注射器のない日本、「インスリン用注射器で7回接種」苦肉の策
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.10 06:42
日本のある病院がインスリン用注射器を利用して新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの投与回数を1瓶あたり現在の5回から7回に増やす方案を提案した。
9日、日本経済新聞などによると、京都府の宇治徳洲会病院は糖尿病患者に使うインスリン用注射器を使えばファイザーワクチン1瓶あたりの接種回数を7回まで増やすことができると明らかにした。病院側は「接種可能な人数を4割増やせる画期的な方法だ」と紹介した。
本来、ファイザーワクチン1瓶あたりの推奨接種人員は5人だ。だが、注射器に残る薬液を最小化する特殊注射器を使えば6人に接種できるというのが米国食品医薬局(FDA)の判断だ。