韓経:韓国で販売の98%がハイブリッド車だが…レクサスに「直撃弾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.05 09:00
韓国政府がハイブリッド車(HEV)をエコカーから除外すれば、自動車業界に少なからず影響を及ぼす見通しだ。トヨタの高級ブランド「レクサス」は昨年の韓国国内での販売の約98%がハイブリッド車であり、打撃が大きいと予想される。
業界によると、韓国自動車企業のうちハイブリッド車を生産・販売しているのは現代自動車と起亜だけだ。昨年、国内で12万7996台を販売し、エコカー市場を牽引した。前年比68.5%増で、全体のエコカー販売に占める比率は77.6%に高まった。ツーソン、グレンジャー、ソレントなど新型ハイブリッド車が好調だった。
業界は政府がエコカーの範囲を縮小しても現代車・起亜に及ぼす影響は大きくないとみている。両社はすでに電気自動車に方向転換しているからだ。先月、事前契約を始めたアイオニック5が旋風を起こし、速いペースでハイブリッド車から置き換わると予想される。起亜は7月に電気自動車CV(プロジェクト名)を出す。来年はアイオニック6も登場する。