韓国大統領府・与党が国会で舌戦も…野党「レームダック本格化」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.25 08:54
検察の直接捜査権を奪う重大犯罪捜査庁の設置をめぐり隔たりを見せていた与党が、24日には「検察改革の速度調節かどうか」をめぐり大混乱に陥った。「速度調節をすべき」という青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)に対し、「誰が速度調節と言うのか、我々の道を行く」と与党が反旗を翻す姿だ。野党からは「与党発レームダックが本格化した」という声が出ている。
速度調節論が出てきたのは22日だった。この日、国会法制司法委員会に出席した朴範界(パク・ボムゲ)法務部長官は「大統領が私に述べたことは大きく2つある。今年から施行される捜査権改革の安着という話と、2つ目は犯罪捜査対応能力と反腐敗対応捜査力量が後退してはいけないという話があった」と述べた。