京畿道知事「ワクチン、看護師も打てるようにしよう」 医療界「医師・看護師の葛藤をあおるのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.24 08:06
京畿道(キョンギド)の李在明(イ・ジェミョン)知事は、医師のストライキなど緊急な場合、看護師なども予防注射や検体採取などの医療行為ができるように許可してほしいと話した。李知事は22日、フェイスブックにあげた「国会にワクチンストライキに備えた医師の診療独占例外措置を建議します」というタイトルの書き込みで、医療法改正案に反発してゼネストを予告した大韓医師協会を批判してこのように提案した。
李知事は「国民の生命を守るために医師に免許によって医療行為独占権を付与している」とし「医師協会が、医師以外は熟練の看護師さえ注射など一切の医療行為ができない点を利用して、ワクチン接種を拒否、防疫を邪魔するというのは不法」と主張した。続いて「共同体の一員として破ってはいけない法があり、越えてはいけない線がある」としながら、医師協会に対して「傍若無人、国民軽視」と批判した。あわせて国会に「不法ストライキで医療体系の維持が難しい緊急な場合に、看護師など一定の資格保有者に、臨時に予防注射や検体採取などの軽微な医療行為ができるように許容する法案を急いで作ってほしい」と要請した。