「最後の一滴まで絞り取る」日本も手に入れられなかった「韓国注射器」の正体(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.22 08:14
韓国初の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの接種を4日前に控えて最近「K防疫」のもう一つの主役として関心を集めているものがある。ワクチン接種に使われる注射器だが、「特殊注射器」「絞り取り注射器」「K注射器」などと呼ばれる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が18日、この注射器を作るプンリムファーマテックという会社を訪ね、「診断キットに続いてK防疫の優秀性をもう一度見せることになった」と絶賛した。
この注射器の公式名称は「最小残量(LDS・Low Dead Space)注射器」だ。21日、疾病管理庁によると、韓国は国内会社新亜(シナ)洋行とドゥウォンメディテック2社からLDS注射器4000万個を供給されることに先月契約を終わらせた。