大企業トップがいっせいにESGを叫んだが…韓国には「G」がない理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.19 12:05
「Gは見当たらず、EとSだけが狂風だ」
新年早々から韓国企業に吹きつけた「ESG(環境・社会・ガバナンス)経営」の中で唯一国内企業がG(ガバナンス・意志決定構造)に対する対策が不十分だという分析が出ている。特に、ESG経営を前面に出した海外企業はGに対する対策に集中しているが、韓国企業はE(環境)とS(社会的責任)に没頭するばかりで、経営の透明性を確保するための対策は立てていない。これを受け、理事会議長と代表理事の分離や機械的に賛成する役割を果たす理事会の改革のような経営の透明性を高める努力が伴われるべきだという指摘だ。