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年間60万人の命奪うインフルエンザのように?…しつこいコロナ、3つのシナリオ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.19 10:39
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世界中で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチン接種が本格化し、「長いトンネルの終わり」が少しずつ見え始めた。増えるばかりだった感染者数も減少に転じ、日常への復帰を期待する声もあちこちで聞こえ始めた。

しかし、今のようなパンデミック(大流行)が収束しても、新型コロナが完全に消えることはないだろうというのがほとんどの科学者の見解だ。今より危険性は落ちるが、「風土病」として私たちのそばに残るということだ。

 
科学専門誌ネイチャーが世界の感染症の専門家119人を対象に「ポスト・パンデミック」について質問したところ、89%が「新型コロナが何らかの形で消えず、風土病として残る可能性が高い」と答えた。そうならないという回答は6%に過ぎなかった。その他の回答者は判断を留保した。

ミネソタ大学のマイケル・オスターホルム教授は、「新型コロナウイルスを完全に除去することは、月とつなぐ橋を建設する計画と同じくらい非現実的だ」と断言した。世界的に流行した新型コロナのような「動物媒介ウイルス」が完全に消えたケースは、歴史上なかったことだ。

問題は、どのような形で残るのかだ。

ネイチャーは、専門家たちの分析をもとに新型コロナが風土病になる場合、大きく3つの様相のいずれかになると予想した。風邪タイプ、インフルエンザタイプ、そしてはしかタイプだ。

1つ目の可能性は、一般的な一過性の風邪のように日常の軽い疾病になるというものだ。これまでわかっている、ヒトが感染するコロナウイルスは、新型コロナを含めて合計7種類ある。このうちOC43、229E、HKU1、NL63の4種類は、いずれも軽い風邪を引き起こすタイプだ。

米エモリー大学感染症研究員のジェニー・ラヴィーン氏は、「軽い風邪の原因となる4種類のコロナウイルスにかかると生じる免疫システムは、すぐに弱まって再感染を完全に遮断できない」とし、「しかし、感染が重症につながることを十分に防げる」と述べた。新型コロナも一度生じた免疫システムが再感染を根源から防ぐことはできなくても、症状を大きく弱まらせる可能性はあるということだ。

この場合、ワクチンや感染症によって一度免疫システムが備われば、毎年ワクチンを接種する必要はない。

2つ目は、季節性インフルエンザのように、毎年繰り返される可能性だ。インフルエンザは風邪より症状がひどく、毎年世界中で60万人の命を奪っていく。変異もほぼ毎年起こる。冬に新しいインフルエンザワクチンを接種しなければならない理由だ。

新型コロナも、既に備わった免疫システムを無力化する変異プロセスにより重症を引き起こす疾病として残る可能性がある。実際にウイルスの侵入経路であるスパイクたんぱく質に変異が起こった南アフリカ共和国由来の変異は、すでに一部ワクチンの効能を大きく低下させている。

世界的がん研究センターのフレッドハッチンソンがんセンターの生物学研究者ジェシー・ブルーム氏は「新型コロナが今のように深刻ではなくても、結局、季節性インフルエンザのようになるだろう」との見方を示した。この場合は重症化する状況を防ぐために、インフルエンザのように定期的に新しいワクチンを接種しなければならない。

3つ目のシナリオは、一部地域でのみ見られる流行り病の形で残るというものだ。ほとんどの国では消えたが、まれに再び登場するはしかのような形だ。

英オックスフォード大学のクリストファー・ダイ教授は「ワクチンで一部の国ではウイルスが消えても、ワクチンが十分に普及していなかったり、保健システムが十分に構築されていない地域では、新型コロナが繰り返し現れ、風土病として残る可能性がある」と説明した。

専門家がこのように新型コロナが完全に終息するのは困難だとみなす理由は、その条件が非常に厳しいためだ。

新型コロナが終息するためには、▼免疫力が低下せずに永久に持続して▼免疫システムを避ける変異が起こらないようにし、▼動物にも新型コロナウイルスが残存しないようにしなければならないという条件がそろわなければならない。ネイチャーは、新型コロナがこの3つのうち1つでも該当しない場合、ウイルスは結局、何らかの形で残ると分析した。

特に、すでに事例が出ている「免疫システムに対抗する変異」、「免疫力の低下」が新型コロナを風土病として残らせる最大の要因になるという見方だ。新型コロナワクチンを作ったモデルナやファイザーなどもワクチンの免疫効果を1~2年程度と見ていると言及した。

ただし、新型コロナが風土病のような形で残っても、今のように感染者と死者が続出して地球全体が封鎖される状況には至らないというのが専門家らの期待だ。すでにワクチンの予防効果が出ており、新たなワクチンや治療薬も急速に登場しているからだ。

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