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北朝鮮、対中医薬品輸入額3分の1に…漢方医学で代替するというが

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.15 17:02
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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための北朝鮮の国境閉鎖が抗生剤など必須医薬品不足現象を引き起こしているという調査結果が出た。

KDB産業銀行未来戦略研究所が最近発表した研究報告書「最近の北朝鮮医薬品生産現況」によると、北朝鮮の対中医薬品輸入額は2019年の3130万2000ドルから昨年は1141万3000ドルで、前年より64%減った。北朝鮮は製薬技術不足などにより医薬品の相当部分を中国から輸入してきたが、昨年の輸入量は事実上3分の1に落ち込んだ格好だ。

 
報告書は「これに伴い、北朝鮮では市場を中心に買い占め現象が現れており、医薬品価格も急騰した」と明らかにした。北朝鮮は無償教育・医療を掲げて体制の優越性を強調してきたが、実状は極度の経済難により多くの死亡者を出した1990年代の「苦難の行軍」と同様に医薬品不足により患者の治療に支障が出ているということだ。

また、北朝鮮は医薬品生産設備が老朽化している上に原料も不足しており、短期間で代替医薬品を生産するのは事実上不可能というのが韓国政府当局の説明だ。匿名の政府当局者は、「製薬産業は原料と技術開発が必須。北朝鮮がハッキングを通じて技術を入手しているという疑いをかけられているが、輸入原材料を代替できる薬品を開発するには相当な時間がかかるだろう」と話した。

このため北朝鮮当局は高麗薬(漢方薬)の生産を督励していると報告書は伝えた。北朝鮮は薬剤や鍼などを利用する漢方を東医学または高麗医学と呼ぶが、相対的に供給が容易な薬草などで「自力更正」をしている格好だ。報告書は「北朝鮮の1次医療機関で高麗薬投薬の割合は70%以上に達する」と伝えた。

高麗大学公共政策研究所のキム・エスラ研究教授は「北朝鮮は『苦難の行軍』を経験して保健・医療体系が崩壊したことがある。しかしまともに復旧できていない状況で医薬品供給不足現象が続けば再び医療危機に直面する可能性がある」と話した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための北朝鮮の閉鎖政策がかえってまた別の保健危機を招きかねないという話だ。

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