「船長は捕えられたまま交代船員も来ないのに…問題解決したという外交部長官の言葉に憤懣やるかたない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.11 10:02
「康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が8日に退任しながら『イラン船舶問題が解決されてよかった』と話すのを見て憤懣やるかたない気持ちです。船長と船舶が抑留されていますが、船員を釈放したからといって問題が解決されたわけではありません」
イラン革命防衛隊に拿捕されてから1カ月以上抑留中の韓国ケミ号3等航海士チョンさん(20)の母親、シンさん(47)の声だ。シンさんは今月10日、中央日報の電話取材に応じ、「息子は船長と一緒に韓国ケミ号に乗って帰国することを望んでいる」とし「息子に一日でも早く会いたいが、すべての問題が解決して皆一緒に帰国したい息子の気持ちのほうが重要だ」と話した。