米メディア「SKがLGとのバッテリー訴訟で負ければバイデン政権の電気自動車政策に悪材料」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.10 16:36
米国際貿易委員会(ITC)でのLGとSKによるバッテリー紛争最終判定を翌日に控え、米国メディアはITCの決定によりバイデン政権の電気自動車政策が影響を受けるだろうと報道した。ITCは昨年2月の仮決定でSKイノベーションに早期敗訴判決を下したし、バイデン大統領は先月連邦政府の公用車として米国で生産する電気自動車を調達するという大統領令に署名した。
ブルームバーグは9日、「ITCがLGの手を上げるならば米国の電気自動車生産に障害になるだろう。電気自動車促進を公約に掲げるバイデン大統領のグリーンエネルギーアジェンダを複雑にさせるだろう」と報道した。続けて「LG勝訴に決まる場合、SKイノベーションはバイデン大統領の輸入禁止拒否に希望をかけるだろう」と付け加えた。だがこの30年間に米国大統領がITCの決定を棄却したのは1回だけだ。