ハイパーループ・韓日海底トンネル…釜山に100兆ウォン台の公約注ぎ込む韓国の与野党(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.10 10:37
サムスン電子半導体工場から退勤後、ハイパーループ(真空チューブ運送手段)に乗って15分後に海上野球場に行ってプロ野球を見て、その日のうちに海底トンネルや高速鉄道にのって日本や北朝鮮に到着することができる。4・7釜山(プサン)市長補欠選挙を狙って与野党が出した公約がすべて実現すればの話だ。
与野党を問わず釜山を舞台にSF小説級の開発公約が続々と出されている。ソウル市長補欠選挙候補が「新婚夫婦1億1700万ウォン(約1100万円)支援」〔野党「国民の力」羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)〕、「週4.5日制」〔与党「共に民主党」朴映宣(パク・ヨンソン)〕などの分配やワークライフバランス中心の公約に集中しているのとは明らかに異なる。仁荷(インハ)大学政治外交学科のチョン・ヨンテ教授は「ソウルと違い、釜山は経済成長動力が急激に落ちている」とし「経済回復に対する住民たちの熱望を開発公約で扇動している」と話した。