文大統領の就任演説を皮肉る野党…「フェイクニュースの聖地、与党は言論掌握をやめるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.08 13:41
韓国野党第1党・国民の力の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長が与党・共に民主党に向けて言論掌握をやめるべきだと主張した。
金委員長は8日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会で開かれた非常対策委員会議に出席し、「民主党がいわゆる言論改革を前に出して言論掌握を図るという批判の声が非常に高まっている」とし「インターネット上フェイクニュース規制、政権の望みに合わせた報道指針について言論懐柔という憂慮が出ている」と指摘した。
また「政権発のフェイクニュース弊害がむしろ深刻だという指摘もずっと提起されている」と主張した。金委員長は「政権発フェイクニュース」事例として文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任演説を取り上げた。文大統領が就任演説で約束したことが守られなかったという趣旨だ。文大統領は「文大統領の就任演説はいわゆる『フェイクニュース聖地巡礼』コースになって久しい。希代のフェイクニュースという激しい批判も出ている状況」と皮肉った。