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<Mr.ミリタリー>対北朝鮮強硬一色のバイデン政権…北は玉砕戦略で持ちこたえるのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2021.02.02 13:24 Googleで中央日報を読み逃さない
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◆確証バイアス的集団思考による不覚

それでも韓国政府は北朝鮮の「朝鮮半島非核化」の意味を北朝鮮に明確に問いただしていない。文大統領をはじめとする韓国政府は「韓半島非核化」というあいまいな用語を使った。一方、トランプ政権は「北朝鮮非核化」と書いた。非核化の対象が北朝鮮ということだ。北朝鮮の欺瞞を疑ったジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は「非核化のためには北朝鮮の核兵器搬出が先であり、生物化学兵器と長距離ミサイルまで廃棄すべき」という具体的な内容を整理し、トランプ大統領に報告した。この内容を2018年のハノイ会談でトランプ大統領は金正恩に伝えた(ジョン・ボルトン著『それが起きた部屋』)。結果的に韓国政府だけが北朝鮮の欺瞞ストーリーに最後までだまされたということだ。

 
文在寅(ムン・ジェイン)政権が北朝鮮の欺瞞的用語を受け入れたのは、誤った認識と確証バイアス的な集団思考のためとみられる。米バークレー大のアーヴィング・ジャニス教授によると、確証バイアス的集団思考は力と道徳性が優れた凝集力が高い集団で発生する。ろうそく政権として初期に高い支持率で道徳性を前に出した現政権は外部の批判を聞かない。批判的な専門家は最初から排除し、メディアと野党の指摘には耳をふさいだ。「悪魔の弁護人」が作動しないのだ。反対に米国は野党とメディアが悪魔の弁護人の役割をした。トランプの補佐官のハーバート・マクマスターとジョン・ボルトンは職を賭して正しいことを述べた。それで2018年のハノイ会談を中断した。

もう北朝鮮は核武装の最後の段階である第2撃核戦力の確保に全力投球している。北朝鮮が第2撃核戦力を構築すれば、米国はニューヨーク・ワシントンの犠牲を覚悟してこそ韓国に核の傘を提供できる。米国の負担は大きく、核の傘の信頼は落ちる。北朝鮮の第2撃核戦力の核心は先月の軍事パレードで公開した「SLBM北極星5」だ。しかし北朝鮮が北極星5を搭載する原子力潜水艦を建造するには5年以上かかると予想される。北朝鮮はその時まで持ちこたえなければいけない。それで北朝鮮が最終兵器を保有するために選択した新しい戦略は、第8回党大会の核心内容である国民総力戦による玉砕戦略と判断される。その方策が自力更生だ。経済が最悪の状態で長期間持ちこたえながら、米国も対応できない核武装を完成することだ。

◆北朝鮮、核・ミサイルによる武力統一に変更

対南統一路線も決戦戦略に変えた。北朝鮮の憲法より優先される労働党規約の序文から「民族解放人民民主主義路線」を削除した。その代わり核とミサイルを基盤とする「強力な国防力」で韓半島を武力統一するという言葉を入れた(韓国軍事問題研究院のキム・ヨルス安保戦略室長)。削除された統一路線は、韓国から米国を追い出して南朝鮮革命を支援し、革命に成功した韓国政府と連邦制統一を実現する方式だ(世宗研究所の鄭成長北朝鮮研究センター長)。しかし今はすぐに対南武力統一するということだ。北朝鮮は武力統一のために米国を牽制する多弾頭SLBM、韓国を打撃する極超音速ミサイルと戦術核兵器を作るという。

北朝鮮の核廃棄の可能性はほとんどなく、対南武力統一路線も固まった。韓国政府は対策を急がなければならない。まだ「金正恩の非核化意志」に言及する文大統領の言葉は、国民の安全さえも無視するものだ。政府は北朝鮮の核の脅威の実情を国民に説明しなければならないが、この状況になった責任も取らなければいけない。その責任の中心に立つ鄭義溶元安保室長を外交部長官候補に指名したのは深刻だ。また北朝鮮にだまされる恐れがある。今は韓米同盟レベルで米国の核の傘が含まれた拡大抑止力の信頼性を高めることが求められる。韓国・日本・東海などに米軍の戦術核配備も検討する必要がある。最悪に備えて核武装の事前準備も考慮する時だ。準備できていない戦時作戦統制権の早期転換は中断し、韓米連合訓練は復元しなければならない。

<Mr.ミリタリー>対北朝鮮強硬一色のバイデン政権…北は玉砕戦略で持ちこたえるのか(1)

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