韓国初の百科事典に「独島領有権」の証拠発見…日本の「朝鮮忘却説」への反論根拠に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.01 13:59
鬱陵島(ウルルンド)と独島(ドクト、日本名・竹島)の領有権を立証する新たな資料が韓国初の百科事典などから発見された。慶尚北道醴泉郡(キョンサンブクド・イェチョングン)醴泉博物館に所蔵された『大東韻府群玉』(1589)と『東西彙纂』(19世紀)、『東国通志』(1868)などに鬱陵島・独島に関する多くの内容が確認された。
1日、醴泉郡によると、朝鮮中期の文官・権文海(クォン・ムンヘ、1534~1591)が編纂した韓国初の百科事典『大同韻府群玉』(宝物第878号)の内容のうち、島(ト、島)、悍(ハン、荒々しさ)、獅(サ、獅子)など一般的な名詞概念の説明で鬱陵島が韓国の地名として登場する。これについて専門家らは、朝鮮前期に韓国人の思考体系の中で鬱陵島が日常的に流通・活用されていたことを証明する史料として評価した。