【時論】北朝鮮の核戦争脅威、実存的な安保リスクから減らすべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.19 14:00
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が最近開催された第8回党大会で労働党総書記に就任し、「核戦争抑止力をさらに強化し、最強の軍事力に向けて全力を尽くすべきだ」と述べた。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨日の新年記者会見で「北の核ミサイルを防御するシステムを十分に備えている」と自信を表した。「金委員長に非核化の意志が確実にある」とも語った。
北朝鮮は50-70発の核弾頭を保有し、毎年10個ほどの核物質を生産中であり、小型戦術核の開発に全力を注いでいる。こうした状況で韓国は制裁の効果をただ待つよりも、実存的な安保リスクから減らすことが急がれる。