磁気を発して爆発…韓国軍、地雷除去戦車を初めて配備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.30 14:25
韓国軍が各種地雷を掘り出して除去する戦車を初めて戦力化した。防衛事業庁は「大量の対人・対戦車地雷を探知・除去できる『障害物開拓戦車』を29日、軍に初めて納品した」と30日、明らかにした。現代ロテムが2014年から4年かけて開発した戦車で、2023年までに計80台ほど導入される計画だ。事業規模は4113億ウォン(約390億円)。
この戦車は主に陸軍工兵部隊が非武装地帯(DMZ)の地雷を除去するのに使用される見込みだ。DMZ地雷地帯の広さはソウル汝矣島(ヨイド)の面積(約100万坪)の約40倍で、ここに200万発ほどの地雷が埋設されている。地雷の密度は世界最高水準。