バイデン氏の手に渡ったWTO事務局長…中国けん制か、多国間主義の復帰か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.11 16:00
韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長が最終第3ラウンドに残った世界貿易機関(WTO)事務局長選出が、事実上、来年に延ばされた。新たに発足するジョー・バイデン米国政府にボールが移ったのだ。
11日、韓国外交部によると、WTOは16~17日、今年最後の一般理事会を開くことを決めた。しかし、今回の理事会で議論される案件に次期WTO事務局長選出の件は除外された。外交部関係者は「12月の一般理事会は今年のWTOの活動に対する総まとめを行う会議になるものとみられる」とし、事務局長選出が事実上来年に延期になったと知らせた。