韓国に軽空母の導入は可能か…来年予算、世論取りまとめのための研究用役費はたった「1億ウォン」
ⓒ 中央日報日本語版2020.12.03 11:05
垂直離着陸戦闘機F35Bが搭載されるとみられる韓国海軍の軽航空母艦建造事業の2021年予算が研究用役費として1億ウォン(約950万円)だけが策定された。
今月2日、韓国の「2021年度予算案」が国会本会議を通過した。予算案によると、軽航空母艦建造事業予算は研究用役費として1億ウォンだけが策定された。当初、韓国防衛事業庁は軽空母建造のために来年度予算として101億ウォンを要求していたが、予算当局の審議過程で全額削られた。軽空母が韓国の実情に合うかどうかなどに対する妥当性研究が完了していないということが理由だった。
軍消息筋はこれに対し、国会国防委員会が今後討論会などを開いて世論をさらに取りまとめ、国民的な共感を形成する過程が必要だという趣旨で、国防予算に研究用役費名目として1億ウォンを反映したと3日、説明した。