菅氏は安倍氏とは違う? 日本に手を差し伸べる韓国大統領府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.25 07:35
輸出規制をめぐって韓日葛藤が深まっていた昨年7月、チョ・グク当時青瓦台(チョンワデ、大統領府)民情首席はFacebook(フェイスブック)にYouTube(ユーチューブ)の『竹槍歌』のリンクを掲載した。竹槍歌は抗日意志を歌った民衆歌謡だ。翌月には高ミン廷(コ・ミンジョン)当時報道官が「日本の責任ある政治家たちは、現在この歴史の前でどれくらい正直なのかもう一度聞きたい」として日本に厳しく詰め寄った。当時青瓦台の核心関係者は「(日本に)手を差し伸べようと言うのは無意味のような気がする」とも話した。
だが最近、青瓦台は日本に手を差し伸べている。青瓦台の姜ミン碩(カン・ミンソク)報道官は23日、姜昌一(カン・チャンイル)元国会議員の駐日大使内政事実を伝えながら「冷え込んだ韓日関係のこじれを解きほぐし、未来志向的両国関係に進む契機を用意するものと期待する」と話した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日の東南アジア諸国連合(ASEAN)+3(韓日中)のテレビ首脳会議で、菅首相を名指しして特に「うれしい」と話し、親近感を表現した。昨年と今年、日本に対する青瓦台の温度差は大きい。なぜだろうか。