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プーチン露大統領「バイデン氏の当選認定まだ早い、露米関係はすでに壊れた」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.24 11:34
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ウラジミール・プーチン露大統領が22日(現地時間)「米国指導者とともに働く準備ができているが、ジョー・バイデン米国大統領当選者を祝うことはできない」と明らかにした。

ブルームバーグの通信によると、プーチン大統領はこの日、国営テレビに出演して「米国国民に信任を受ける人とともに働きたい。新任は相手候補に認められ、または法的手続きが終わった後に登場するもの」と明らかにした。これはドナルド・トランプ大統領が訴訟戦を辞さないなど大統領選の結果に承服しておらず、米国内の法的手続きもまだ終わっていないだけにバイデン氏の大統領選勝利を公に認めないという意味だ。プーチン大統領は「バイデン氏の勝利を公に認めないのが露米関係に悪影響を与える可能性があるのではないか」という質問には「すでにロシアと米国の関係は壊れ、これ以上毀損されることがない」と答えた。

 
4年前、トランプ大統領の当選確定数時間ぶりにお祝いの声明を発表したプーチン大統領は今回は正反対の態度を見せている。バイデン氏の勝利認定は最高の相性を誇示したトランプ大統領の敗北を認めることなのでプーチン大統領ができるだけお祝いの挨拶を先送りしているという分析が出ている。特に、プーチン大統領はバイデン氏から過去「魂がない」と言われた関係だ。

バイデン氏は副大統領時代である2011年クレムリン宮を訪れた時、当時の首相だったプーチン氏に「あなたの目を見ているが、魂が感じられない」と話した。これを受け、プーチン氏は笑いながら「私たちはお互いをよく分かっている」と応酬した。このエピソードは3年後バイデン氏がインタビューで明らかにして世間に公開された。

プーチン大統領の立場では欧米の大西洋同盟の修復を掲げたバイデン氏の登場がうれしくないはずだ。バイデン氏はロシアを米国の最も大きな安保脅威の中の一つと見なしてきた。彼は大統領選前の最後のテレビ討論でロシア・中国・イランなど外国の敵対勢力の選挙介入の試みに言及して「私が当選すれば代価を払うだろう」と警告した。

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