【社説】文大統領-バイデン氏の初めて電話、同盟復元の転機に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.13 09:58
文在寅(ムン・ジェイン)大統領とバイデン米次期大統領が12日、初めて電話会談を行った。バイデン氏の当選確定から4日後に15分間行われた電話会談で、2人は韓米同盟の重要性を再確認し、早期に会談の機会を設けることに合意した。幸いで歓迎すべきことだ。
文大統領は電話の直後、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で「堅固な韓米同盟と平和・繁栄の韓半島(朝鮮半島)に向けた次期大統領の固い意志を確認した」と述べた。バイデン次期大統領も通話中に韓国を「インド・太平洋地域のリンチピン」と2度も述べる一方で、電話会談の前に初の外部行事としてフィラデルフィアにある韓国戦争(朝鮮戦争)参戦記念碑を参拝した。「アジアへの回帰(Pivot to Asia)」を誓ったオバマ政権時代の水準に韓米同盟の位相を改善し、対韓防衛公約を再確認する一方、北朝鮮の核、米中対立対応への韓国との協力を強化するという意向が表れている。