WTO事務局長選挙、兪明希氏は辞退せず逆転狙う見通し
ⓒ 中央日報日本語版2020.10.29 10:38
世界貿易機関(WTO)事務局長選挙の最終第3ラウンドで劣勢を強いられている韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)氏が、米国通商代表部(USTR)の声明を受けて、候補からは辞退せずにコンセンサス形成過程で逆転を狙うものとみられる。
29日、USTRは声明を通じて、次期WTO事務局長選で兪氏を支持すると明らかにした。代表部はこの声明で「兪氏は過去25年間、成功的な貿易交渉家と貿易政策立案者として頭角を現わした真の貿易専門家」とし「現場で直接働いた実際の経験がある誰かが(WTOを)導くべきだ」と強調した。