米国務副長官「韓国含むクアッド拡大を話すのは時期尚早」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.21 15:57
ビーガン米国務副長官が20日(現地時間)、 「韓国を含むクアッド(Quad)拡大を話すのは時期尚早」と述べた。日米豪印戦略対話(クアッド)を反中集団安保機構にすると同時に、韓国・ニュージーランド・ベトナムなどを参加させて「クアッドプラス」への拡大を推進するという構想から一歩後退したのだ。一方、エスパー国防長官は「我々の共同安保にただ乗りはあり得ない」とし、防衛費分担金の増額に向けて圧力を加えた。
ビーガン副長官はこの日、電話記者会見で、「韓国政府にクアッドプラスへの参加を提案したのか」という質問に対し、「現在、米国が支持するクアッド拡大のための計画された政策はない」と答えた。続いて「クアッド自体もまだ定義されていない実体であり、クアッド拡大問題を話すのは時期尚早」と話した。