菅首相側近の河村建夫氏、韓国主要要人と連続会談…韓日関係改善に向けた「菅メッセージ」を手に来韓か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.19 07:17
今月17日に訪韓した日韓議員連盟の河村建夫幹事長が18日、韓国与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表と野党「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長、国家情報院の朴智元(パク・ジウォン)院長らと相次いで会談し、韓日関係改善に向けた意見交換を行ったことが確認された。
河村氏は日本政界の代表的な知韓派の一人で、日本メディアによると、訪韓直前の16日午後、首相官邸で菅義偉首相と会い、訪韓の計画を報告した。したがって河村氏の訪韓期間中、韓日関係に対する菅首相のメッセージが韓国側に伝えられる可能性が提起される。
19日まで2泊3日の日程で組まれた河村氏の訪韓目的は、今月6日に韓日議員連盟会長に選出された金振杓(キム・ジンピョ)議員に就任の祝賀メッセージを伝えることだった。だが、金氏との面談・晩餐日程の他に与野党代表、日本国内に幅広いネットワークを持つ情報機関トップとの会談事実まで確認され、「菅内閣発足後、両国の葛藤解消の可能性を模索するための日本側の動きが本格化した」(韓日議員連盟幹部)とみる声もある。