米国に従い「中国バッシング」に出た日本に怒りをたぎらせる中国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.07 11:11
実際、中国は米国との貿易戦争が悪化したことを受けて、先端技術の確保のために日本との関係を意図的に改善しようとする動きを見せている。日本も習近平国家主席の訪日と東京オリンピック(五輪)の成功的開催のために中国に友好的なジェスチャーを示した。
しかし、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態で習主席の訪日が約束なく延期され、五輪もまた延期となり、日中関係はこじれ始めた。中国の顔色を伺う必要がないと判断した日本が、米国に従って「中国バッシング」に参加する動きをみせて関係は悪化の一途だ。
米国が中国に進出した米企業に米国に戻れと要求すると、日本政府も日本製造業の中国撤退を支援すると発表した。これに伴い、7月末までに日本企業1700余社が中国を離れる意向を明らかにしたと日経が先月、報じた。