韓国、生計型「コロナ犯罪」急増…白菜盗み、偽札で買い物(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.06 08:41
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が続いて窃盗や詐欺のような「生活苦型犯罪」が急増している。白菜畑から白菜数株を盗んだり、ネットカフェで偽札を使ったり、電信柱にのぼって電気線を、飲食店の窓から侵入して1万ウォン(約910円)相当の台所用品を盗むというような形だ。反面、暴行や交通のような凶悪犯罪はむしろ減少している。
(1)1万ウォンのために不法侵入…生計型窃盗横行
ソウル永登浦区(ヨンドンポク)に住むパクさんはソウル城北区(ソンブクク)で塾を運営していた。新型コロナで対面授業ができなくなると、延滞していた家賃・管理費を出そうと被害者チョさんに2度にわたって1000万ウォンを借りた。すでに過去に8回、同じような手口で罰金刑を受けているパクさんは、今回も同様に借りたお金が返済できなくなり、先月11日に懲役6月の実刑を宣告された。