サムスン「テレビの進化」続く…来年「ミニLEDテレビ」登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.29 13:57
サムスン・LGなど韓国企業が中国企業とのディスプレー「チキンゲーム」で事実上敗れたが、テレビ市場ではしばらく液晶表示装置(LCD)テレビの存在感は続く見通しだ。世界トップのテレビ企業サムスン電子は来年、従来のバックライト技術をマイクロメートル(100万分の1メートル)単位まで微細化した「ミニLED」テレビを出す計画だ。
◆さらに進化したLCD技術
市場調査会社トレンドフォースによると、サムスン電子は2021年に4K(横方向が約4000画素)解像度の55、65、76、85インチのミニLEDテレビを約200万台販売する計画だ。LCDテレビにバックライトとして使用するLEDが従来の製品に比べて細かいミニLEDは、台湾ディスプレー企業AUO・イノラックスが積極的に開発している。サムスン電子映像ディスプレー事業部は8K(横方向が約8000画素)テレビのうち一部の製品にもミニLED技術を搭載することを検討している。