【グローバルアイ】菅義偉首相にとって韓国とは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.29 07:38
「日米両首脳の電話会談は37回のうち、同席していないのは1回だけだ」
菅義偉首相が「外交経験が乏しい」という指摘を受けるたびに返す言葉だ。安倍晋三前首相のように、トランプ大統領とゴルフをする相性の良さを見せることはできないが、外交政策にも奥深く関与してきたということをアピールするためのものだった。
では韓日首脳電話会談にも当時菅官房長官は同席してきたのだろうか。正解は「そうではない」だ。正確に言えば「初めは同席したが、後日はしなかった」だ。官邸事情に明るいある日本政府高位級関係者は、最近記者に会って「菅氏が日韓慰安婦合意白紙化問題後、失望が大きかっただけに、その後からはますます韓国に対する関心が遠くなった」と話した。