ソウル大学の玄沢煥教授、今年のノーベル賞有力候補リストに上がる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.23 17:01
ノーベル賞の季節がやってきた。今年のノーベル賞発表は来月5日の生理医学賞から始まり6日に物理学賞、7日に化学賞の順で進み、12日までに平和賞、経済学賞、文学賞も発表される。12月に開かれる授賞式は新型コロナウイルスの影響でオフライン授賞式に代わりテレビ中継で代替される予定だ。ノーベル委員会が選定するノーベル平和賞だけ規模を縮小しオスロ大学の講堂で進行される。
こうした中、情報分析会社のクラリベイト・アナリティクスは23日、今年ノーベル賞を受賞すると予想される「引用栄誉賞」に選ばれた優秀研究者24人を発表した。この中にはソウル大学化学生物工学部の玄沢煥(ヒョン・テクファン)客員教授(IBSナノ粒子研究団団長)の名前が入った。韓国人がこのリストに名前を上げたのは今回が3回目だ。
クラリベイトは毎年ノーベル賞が授与される生理医学、物理学、化学、経済学分野で論文の被引用頻度が上位0.01%以内の人の中から毎年優秀研究者を選定する。分析を始めた2002年から2019年までクラリベイトが選定した研究者336人のうち54人が実際にノーベル賞を受賞し、特にこのうち29人は2年以内にノーベル賞を受賞した。