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側近当惑させた安倍首相辞任…その裏には本音を隠す文化

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.30 10:24
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日本の文化を理解するには「本音」と「建前」の差を理解しなければならないというのはよく聞く話だ。関係を円滑にするために取る建前を見て本音を察してはならないという話だ。

日本の安倍晋三首相の今回の辞任記者会見は最後まで「本音」を徹底的に隠した日本の文化が垣間見られる場だった。直接記者会見場で辞任の意向を明らかにするまで側近は全く意中を察することができなかった雰囲気だ。

 
有力な次期首相とされる菅義偉官房長官は特に安倍首相の「健康不安説」を沈静化させようと記者会見の前日までブルームバーグなど西側メディアと相次いでインタビューをした。彼は「安倍首相と1日に2回会う」と強調し、「特異な点はなく任期を全うするだろう」との見方を伝えた。さらに安倍首相の記者会見3時間前にも自国メディア対象の定例会見で「(首相と)毎日会っているが変わったことはない」と話した。

◇「普段と全く同じだった」側近も当惑

安倍首相の側近の大部分もメディアを通じ彼の辞任の知らせに接したとみられる。安倍首相の側近の萩生田光一文部科学相は記者会見を控えて辞任に関する報道が出ると、NHKとのインタビューで「報道が事実ならば」という前提を付けて遺憾を示した。

西村康稔経済再生担当相は「ここ何日普段と変わらないようすで働く姿を見せており全く想像できなかった」と言及した。安倍内閣で防衛相と自民党政調会長などを務めた稲田朋美自民党幹事長代行もメディアを通じ「とても突然だ」と当惑する感情を表わした。

安倍首相は今月2度にわたり慶応大学病院で診療を受けた。17日は検診、24日は検診結果を聞くための訪問だった。安倍首相は記者会見で2度目の診療の日に辞任の意思を固めたと明らかにした。その上で辞任に対して「私1人で判断した」と説明した。

安倍首相は辞任の意向を固めたという24日に記者らと会った席でも「体調管理に万全を期したい。今後もがんばって仕事をしたい」と話した。辞任の意向を固めた日も「本音」を隠し「建前」を示したのだ。

◇1人で過ごす時間が苦心の時間だったか

朝日新聞、読売新聞、東京新聞などによると安倍首相は27日夕方からは電話も取らずだれとも連絡しなかったという。安倍首相が記者会見前日に連絡まで断って1人だけの時間に入った時が「本音」の時間だった計算だ。その時間にも安倍首相と最も近い麻生太郎副総理兼財務相は派閥幹部らとの食事の席で「首相は元気になったので辞めることはないだろう」と予想していた。

安倍首相は特に麻生副総理と去就問題を相談することを警戒したという。記者会見当日には閣議を終えて麻生副総理と単独で面談しながら本音を明らかにした。副総理はこの席で引き止めたが、決心はすでに固い状態だった。安倍首相周辺では麻生副総理らと事前に相談すれば強く引き止められ決心が揺らぐことを警戒したとみられるとの見方が出ている。安倍首相は麻生副総理に健康問題以外にも憲法改正失敗などの事由を挙げ辞任の理由を明らかにしたという。

苦心に突入した期間は1カ月程度と推定される。安倍首相は記者会見で「もう少しできないかという葛藤がなかったわけではない」とし、決定を下すまで迷う時間があったことを明らかにした。周辺によると、先月から健康不安の兆しが見られ、首相官邸でスタッフらとたびたびともにしてきた食事もせずすぐに帰宅するようになった。

安倍首相は辞任当日の午前にも官邸に出勤し、新型コロナウイルス対応への議論に参加した。普段と違った点はなく、菅長官も会見場で「普段と全く同じだ」と話したほどだ。安倍首相は午後には自民党幹部に辞任の意思を明らかにし、プロンプターを使わずに記者会見に望んだ。

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