プーチン氏の娘も接種したというロシアのワクチン…「真水より少しましなレベル」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.12 16:47
ロシアが世界で初めて登録した新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)ワクチンについて、米国や欧州など西側の専門家が懸念を示している。臨床試験の最終段階の第3相が省略され、第1~2相のデータも科学誌に発表されていないなど、安全性が保証されていないという理由からだ。
ロシアのプーチン大統領は11日(現地時間)、ロシア保健省傘下の国立ガマレヤ疫学・微生物研究所が開発した新型コロナワクチン「スプートニクV」の使用を承認したと発表した。「スプートニクV」は、1957年に旧ソビエト時代、世界で初めて宇宙に打ち上げられた人工衛星の名前に由来する。ロシアはこのワクチンを大量生産し、一般に接種する計画だ。