韓経:Kウェブトゥーン「漫画王国」日本を手中に…NAVER・カカオの韓国勢がトップ争い(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.13 10:59
数十億ウォンの売上をあげた成功作も登場している。『俺だけレベルアップな件』は累積売上100億ウォンを突破したほか、『復讐の毒鼓』(68億ウォン)、『極道高校生』(33億ウォン)も日本人の注目を浴びている。ピッコマを運営するカカオジャパンの金在龍(キム・ジェヨン)代表は「2000年代、日本の韓流ブームが冷めたのは、韓国ドラマやバラエティなどが無分別にあふれたため」としながら「このような誤りを繰り返すまいと、本当に『確実なもの』だけをちゃんと出そうと思った」と語った。
韓国のデジタル漫画市場が成長してコンテンツの品質が向上したのも日本で成功を収めた背景に挙げられる。韓国のデジタル漫画市場は2011年7200億ウォンから2020年1兆5535億ウォン水準へと2倍以上に成長した。業界関係者は「産業が大きくなって良い人材が集まり、コンテンツも多様化した」とし「少年もの、学園もの中心の日本コンテンツ市場で、韓国だけの新しいジャンルが魅力的なものとして受け入れられるようになった背景」と分析した。