韓国人が毎日食べているタマネギ、実は日本の種子だった 韓国産に変えると…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.03 13:58
◆品質も良いが最高50%低価格
国産「K-スタータマネギ」種子は日本産よりも品質が良い。毛細血管を強化する働きがあるクェルセチン(植物に広く分布する色素)含有量が日本産種子の1.5倍で、価格も約30%安い。日本産種子が496平方メートル(約150坪)基準で約14万ウォンであるのに比べて、国産種子は10万ウォン水準で、農家の種子購入費用負担が減った。消費者界では半分以上価格をおさえた。これを通じて自給率は2014年18%から2018年28%に上昇した。
「ラオンパプリカ」は種子国産化を越えて輸出するまでになった。慶尚南道(キョンサンナムド)農業技術院が小規模農家に適合したミニパプリカ研究を通じて開発した「ラオンパプリカ」は輸入ミニパプリカよりも栽培が容易なうえに品質が優秀で人気が高い。価格も約16%低くした。肉厚で、マンゴーやメロン(11ブリックス)とほぼ同じ水準の10ブリックスの強い甘みを誇る。